ピットスポルム ‘バリエガータ’
■ トベラ科 半耐寒性低木 常緑樹 ■ 学 名 : Pittosporum tenuifolium 'Variegata' ■ 別 名 : コウフウ、コウフフ、ブラックマティポ など ■ 花 期 : 春■ 樹 高 : 1.2m前後 (剪定により30cm前後にもできます)■ 耐寒性 : 約-8℃■ 耐暑性 : 強■ 日 照 : 日向■ 用 途 : 庭木 生垣 寄せ植え ロックガーデン ■ 原産地 : ニュージーランド(原種の主な自生地) ■ お届けの規格 9cmポット苗 (高さ10~15cm内外)
※季節によりやや落葉中、剪定済みの場合があります 厚みのある小葉が、細かく茂るお洒落な雰囲気の低木
持ちが良く、切り花として古くから人気があるが、寄せ植えや庭でトピアリーのように形作っても良い
本種はシルバーの葉に白い縁取りが入り、新芽は黄斑、秋冬の紅葉はピンクを帯びる
~担当スタッフのコメント~ピットスポルムはニュージーランド固有の低木で、国内では以前から切り花(切り枝)として人気が高いのですが、2020年時点では苗の流通はまだとても少ないです。
細くしなやかな枝に小さな葉をたくさんつける様子は、寄せ植えや、庭のちょっとしたスペースの植栽の雰囲気をグッとお洒落にセンスアップしてくれます。
本種‘バリエガータ’は、シルバーで明るい色の葉に、白い斑が重なるように入りるので、場所がパッと明るなります。葉には光沢があり、とても爽やかな印象を受けます。
対照的に枝は黒くシックで、葉とのコントラストが出て、見た目のお洒落さに一役かっています。
耐寒性がある程度あり、極寒冷地を除いて冬も常緑です。真冬になっても、少しピンクに色がつく程度で葉の美しさは変わりません。一年中観賞できるカラーリーフとして、緑を絶やしたくない場所や、目隠し用などにもご利用いただけます。
葉色が明るく、軽さがあるので、やぼったい印象にならず、近くに草花を植えても調和が綺麗です。
この種類は黒い花、果実をつけるそうですが、斑入り品種は咲きにくいのか、未だに見たことはありません。カラーリーフとしてお楽しみください。

↑明るい色合いが美しい、春の新芽

↑鉢植えにもお洒落です
◆生育の様子と剪定方法耐寒性がある程度ありますので、平野部では庭植えでの越冬が可能です。冬も常緑で、緑が絶えません。
山間部や寒冷地では戸外での越冬が難しいため、冬は鉢植えにして室内観葉として観賞します。明るい窓辺などで良く育ちます。
暑さにもある程度耐えますが、夏に多湿になると枯れ込むことがあるので、水はけ、風通しの良い場所へ植栽してください。乾燥には比較的強いです。
剪定は周年可能です。どちらかと言えば花より葉がメインの植物なので、花期にかかわらず「少し伸びたら切る」という、こまめな剪定がオススメです。剪定で枝葉が密になり、樹形も美しく保つことができます。
お届けする苗について(当店は寒冷地です) |
通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください |
春~夏 | 芽吹き~葉が茂っています(または剪定済み) |
秋~冬 | 低温管理により、やや葉色が濃くなる |
冬~春 | 低温管理により、やや葉色が濃くなる |

↑苗の様子 春頃(9cmポット苗)
※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい
基本的な管理 |
日 照 | 寒冷地 | 日向 |
暖 地 | 日向 |
耐乾性 | 普 通 | ある程度耐えます |
耐湿性 | 普 通 | ある程度耐えますが高温多湿は避ける |
剪 定 | 周年可能 |
肥 料 | 春か秋 必要に応じて |
増 殖 | 挿し木 |
消 毒 | 目立った病害虫はありません |
ピットスポルム ‘バリエガータ’